「No.11 情熱」
生まれたキーワードは
༶ 強い想い
༶ 生命の炎
༶ もう1人の自分
༶ 湧き上がる
です。
「情熱」は
仕上がっていた絵をみて
民子さんがこれはまさに情熱!
と感じて下さり、こちらの絵に決まりました。
「情熱」とは
その物事に対して激しく燃え上がる感情。
また、その気持ち。熱情。
とありました。
絵を描いたとき
わたしは漫画を見ていました。
その漫画の女性は
自分は非力で何も力がないと思って
過ごしてきた女性でした。
自分を尊重されない体験をして
それでもわたしが悪い…と自分を責めたとき
内面で
戦士のような
強く勇ましく気高さを持った
もう1人の自分に出会いました。
美しい気高いもう1人の自分に
思っていたけど見ないようにした事や
決めつけてきたこと、矛盾を
どんどん指摘されて
内なる激情に気づくというシーンでした。
それを読んだあとに描いたせいか?
わたしの絵もそうでした。
最初は裸でただただ純粋に
祈りをあげている女性を描いていたのですが
炎を身に纏ったとき
燃え上がる火を止めることが
できないぐらい
たくさんの炎を描きました。
ただの祈りではなく
内なる自分は爆発的な想いを持って
強く強く願っていたのかもしれません。
「情熱」は全てを燃え尽くし
破壊されるようなイメージもあります。
だけど
自然界の噴火も地球規模でみると
循環の一部でしかありません。
内なる情熱を解放する事で
バランスが取れるのです。
情熱に気がついていないとき
わたしには情熱なんてない!と
思う方ほど
こちらの絵を観ながら
内側に何を感じるのか
情熱の解放のきっかけの一つとして
日常に取り入れながら見て頂きたいです。